ニーズとウォンツの違いで訴求方法は変わる

ニーズとウォンツの違いで訴求方法は変わる

アフィリエイトでは、商品であったりサービスを売る・利用してもらわないと報酬は得られません。もちろん、クリック報酬型には当てはまりませんが。

 

そのためには、その商品であったりサービスを使ってもらえるように、行動を起こすように訴求しなければいけないのです。とはいえ、やみくもに勧めたところで効果は限定的でしょう。

 

なぜなら、訪問者によって成約までの距離が違うからです。その距離感をつかむためにはニーズとウォンツの違いを理解しておく必要があるので、ここから解説していきます。

ニーズとウォンツ

ニーズとウォンツ、似ているようでまったく違います。

 

ニーズとは?

 

ニーズとは、あまり具体的でない欲求のことです。例えば、野球であれば、速い球が投げたいなぁとか、球を遠くまで飛ばしたいといったことです。

 

つまり、潜在的なものであり、そのためには何が必要なのかよくわかっていない状態と言えます。その他の例としては、下記のようなものがありますね。

 

  • 夜ぐっすり眠れるようになりたい
  •  

  • 異性から持てるようになりたい
  •  

  • お金を儲けたい

 

ウォンツとは?

 

ウォンツは、具体化している欲求です。○○が欲しい、と言うように、すでに自分の欲求を満たすものがわかっている状態ですね。

 

野球で言えば、ピッチングフォームを矯正するためのDVDであったり、反発力のあるバット、ということができます。

 

つまり、欲求が顕在化しており、成約までの距離が近い状態です。

 

成約までの距離を考えて記事を作る

 

成約までの距離感を考えて記事をつくらなければ、無駄な労力を使うことになります。

 

成約までの距離が遠い

 

成約までの距離が遠いパターンは、例えば○○するための方法、などのように情報だけを抜き取りに来ているものです。

 

訴求方法としては、この段階の人を相手にするわけですから、なかなか商品の紹介まではいけないでしょう。ここでは情報提供を主にして、次の段階の記事へアクセスを流すことを心がけます。

 

成約までやや距離がある

 

成約までのやや距離があるパターンとしては、「○○+治し方」などで、まだ自分のニーズを満たしてくれるものがわかっていないものなどです。

 

この部分の訴求としては、どういった解決策があるのかなど、選択肢を提供するとともに、その中でなぜこの方法がいいのかを伝えるところまで行きましょう。

 

そして、ここで商品紹介をしてもいいですし、成約に近い人用の記事にアクセスを流してもいいと思います。

 

成約に近い

 

一番成約に近いのは商標キーワード(商品名)ですが、そのほかには「○○+おすすめ」などで、ニーズを満たしてくれるものがわかっており、あとは具体的なものを選ぶ状態になっているものです。

 

この場合は、訴求方法も練る必要はありません。商標名で来ているのであればすぐアフィリリンクでいいですし、おすすめであったり比較と言った複合キーワードで来ているのであれば、その部分を目立たせてあげれば成約します。

 

むしろ、無駄な話入りません。いろいろご託を述べるのではなく、ずばっと目的のものを提供してあげましょう。

 

記事作成のイメージ

 

記事作成のイメージとしては、はじめに成約に近いものから作っていくのが鉄則です。たとえロングテールで攻める、記事数を多くして集客力をつけようと思っても、そちらを優先するとどうしても時間がかかります。

 

また、ゴールは成約なわけですが、そのゴールから離れやすい、目的がぶれやすくなってしまうので、まずはゴールに近いところから固めていくことが大切です。

 

そして徐々に成約から距離のある記事を書き、成約に近い人用の記事へアクセスを流すようなイメージを持って運営していくといいでしょう。

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