検索で上位表示しても稼げない理由
検索で上位表示できれば必ず稼げるようになるかと言ったら、そうではありません。たとえ上位表示できたとしても、ただそれだけ、稼ぐことができない…と言ったことになる可能性もあるのです。
その理由は、検索で上位表示させることが目的になってしまっているからです。
検索上位を目指す理由
検索上位を目指す理由としては、下記のようなことが挙げられます。
- 検索者の目に留まりやすい(訪問確率が上がる)
- 信頼性が高まる
主にこういったメリットがあることから、検索上位をしたほうがいいと言えます。
もう少し詳しく書きますと、検索の上位にあるということはそれだけ検索者が注目しやすくなります。
あなたも経験があると思いますが、何か調べ物をしているとき、基本的には検索結果の上から順番に見ていきますよね。そして、1ページ目(10位まで)、多くても2ページ目(20位まで)しか見ないと思います。
なので、検索上位にあれば訪問してもらえる確率が上がる、逆に言えば、上位にいなければ訪問してもらえないということができます。
また、実際にサイト作成に取り組んでいる人などは違うということが分かっていますが、一般的には、検索の上位にあればあるほどその情報の信用度が高いと検索者はおもっています。なので、検索上位に位置することによって、あなたのサイトの信頼度が自然と高くなるのです。
そうなれば、さらにページを読み進めてくれるかもしれませんし、商品購入のハードルも下がっていきます。
ではなぜ、検索結果の上位を獲得しても稼げないといった事態に陥るのでしょうか?
勘違いしやすいポイント
検索結果で上位を獲得できたからと言って、それでいいというわけではありません。というのも、検索結果の上位に位置しているということは、訪問確率が上がる・信頼性が上がるというだけだからです。
確かに、訪問者の目的がすでに購入ボタンを押すだけであれば、検索結果の上位に入り、商品の購入ページ(公式サイト)へのリンクを張るだけで稼ぐことは可能です。
ですが、そうではなくて、購入の何歩か前の検索者、または、購入と言う選択肢を持っていない訪問者の場合は、ただリンクを張ればいいというわけではありません。
その訪問者の欲求を満たす記事、または、解決策を提示する記事を用意しなければアクションにつながっていかないのです。
なので、検索で上位に表示されているのに成果が出ないのであれば、しっかりと訪問者のニーズを満たせる記事となっているのか、導線は正しく引けているのか再度確認してみましょう。
その他のチェックポイント
基本的には、訪問者のニーズを見つめ直すことでアクションを起こしてくれる確率が上がるのですが、そもそもアクションを起こすワードでないものもあります。
ウィキペディア的な記事
ウィキペディアのような記事、例えば○○とは?○○の意味、などのような、ただ知る為だけの記事は検索で上位表示されても報酬にあまりつながりません。
それはなぜかというと、検索者は辞書的な使い方をしているだけで、何か行動に起こそうとは思っていないからです。
場合によってはほかの記事に誘導することができたり、クリック報酬型で稼ぐことはできるので意味がないとは言いませんが、こういった稼ぎ方をするのであれば、多くのアクセスが必要になります。
そもそも需要がない
検索で上位になったとしても、そのキーワードに需要がなければ意味ありません。検索者がいなければ、訪問のされようがないのです。
なので、記事を作成する前には、ある程度のキーワードのリサーチは必要になります。