記事外注で応募してきた人をチェックする際のポイント

記事外注で応募してきた人をチェックする際のポイント

クラウドワークスであったり、ランサーズなどのクラウドソーシングで記事を外注する際、その案件に応募してきた人を採用するか不採用とするかは自分次第です。

 

その際、応募があった人を片っ端から採用して試すというのもありと言えばありですが、中には文章力が壊滅的な人もいますし、いい記事が書けなそうなオーラを放つ人もいます。そういった人を間違って採用してしまうと恐ろしいほどの労力を必要としますので、あらかじめそういった人は避けるようにしたいところです。

 

そこで、ここでは記事外注で応募してきた人をチェックする際のポイントについて、また、いい外注さんを採用するためのテクニックについて紹介していきます。

 

ちなみに、記事外注の方法としては基本的にプロジェクト形式とタスク形式がありますが、ここではプロジェクト形式を前提にご紹介します(私の場合ですが、タスク形式ではコピーチェックをしてコピーコンテンツではないと確認でき、かつ、文章量など簡単な条件を満たせていれば承認しています)。

応募してきた外注さんのチェックポイント

応募してきた外注さんについて、ある程度調査しましょう。

 

応募の際の文章に誤字脱字はないか?

 

応募の際の短い文章でさえしっかりチェックせずに送ってくるのはあまりいいことではありません。経験上、短いメッセージのやり取りで誤字脱字がない人は、納品する記事のチェックもしっかりと行い、誤字脱字が少ない傾向にあります。

 

逆に、短いメッセージの中で誤字脱字がみられる人は、納品する記事のチェックも甘い可能性があります。私の場合ですが、そういった人はあまりとらないようにしています。

 

また、採用か不採用かを決める前にサンプルを1記事提出してもらって文章力のチェックを行うのですが、メッセージのやり取りの中でも応募してきた人に文章力があるかどうかチェックしておきましょう。改行の仕方や、接続詞がおかしくないかなど、基礎力は短い文章の中にも表れるものです。

 

しっかりと募集文を読み込んでいるか?

 

意外に思われるかもしれませんが、募集文をしっかりと読んで応募してくれる人は少ないです。例えば、『応募の際はどれくらいのペースで記事が書けるかも記載してください』と書いていても、実際に書いてメッセージをくれる人はあまりいません。

 

中には、本当に募集文を読んでるの?と疑いたくなるレベルのメッセージもあり、そういった人を採用するとおそらく苦労するのではないでしょうか。

 

プロフィールもチェック

 

私はクラウドワークスしか利用していないので他のサービスのことは分かりませんが、応募者のプロフィールのページも面倒くさがらずにチェックしましょう。

 

今までの仕事の経験はどれくらいか

 

今までやってきた仕事について確認できるので、その人がどういった分野の記事をよく書いているのか、また、今までの評価などもチェックしておきましょう。中にはほぼ未経験の人もいるので採用するかどうか悩むところではありますが、私の場合はサンプル記事が問題なければ採用することが多いです。

 

現在抱えている仕事量は多くないか

 

経験則ではあるのですが、現在仕事を複数(目安は3本以上)抱えている人と契約すると、納期に間に合わない可能性が高くなります。中にはしっかりと仕事が管理できる人(納期をしっかり守る)もいるのでしょうが、私はそういった印象を持っています。

 

記事の納品を急がない場合には多少の遅れには目をつぶってもいいとは思いますが、納品日に間に合わなくてイライラするような人は、あまり仕事を抱えていない人を狙ってみるといいと思います。

 

職種・スキルはどうか

 

これはあまり重視しませんが、応募者がどういった分野に精通しているのかは簡単に確認しておいたほうがいいでしょう。

 

いい外注さんと巡り合うためのポイント

 

外注する側も、ミスマッチをなくすためにしっかり準備をしなければいけません。

 

募集文に手を抜かない

 

募集文はとても重要です。作成するのは面倒ですし、はじめのうちはあまり勝手がつかめないと思いますが、この部分をないがしろにすると、いい外注さんと巡り合うことはできません。

 

募集文作成のポイント

 

  • 何を相手に求めるのか明確にする(どのような記事を書いてほしいのか、納期はどれくらいか、など)
  •  

  • 注意事項はしっかりと書いておく
  •  

  • なるべく募集文に伝えたいことを詰め込む

 

また、似たようなテーマで募集している人の募集文をチェックして、価格的に適正なのか、記事の集まりはいいのか悪いのか、その文章を読んでどういった作業・記事を作成すればいいのかイメージがわくか、自分なら応募したいかどうかなども考えてみましょう。

 

タスク形式で絞り込む

 

プロジェクト形式で集める前に、タスク形式で書いてもらいたい分野の記事を集め、その中から依頼したい人を選ぶのも手間はかかるものの効果があります。

 

経験則ですが、タスク形式でしっかりとした文章が納品できる人は、レベルが高い印象です。例えば、その分野の体験談を募集してコンテンツを確保しつつ、核となる記事を作成してくれる人を見つけるのはいい戦略だと思います。

 

相手に気持ちよく仕事をしてもらう意識を持つ

 

これは、考え方が違うという人も多くなるかもしれませんが、お金を払っているのだからこちらが偉いとは思わないことが大切です。

 

記事を書いてもらう、仕事をしてもらうという意識を持って対応しましょう。具体例を挙げますと、メッセージでの対応の際はこちらも丁寧な言葉遣いにする、相手のことを考えながら条件を詰めていく、などです。

 

これは個人的な考えですが、文字単価が1円を超えていくようなレベルでなければ、相手に多くを求めないほうがいいのでは?と思うのです。多くを求めない中で、自分が決めた最低のラインは越えてくるように仕事をしてもらうことを意識していけば、ある程度外注は上手くいくでしょう。

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